2006年11月21日

[32]#13-映画『Block Party』でグダグダと

すっかり冬ですね。寒い。なのに先日、一人で映画『ワールドトレードセンター』を今更ながら見てきました(寂)。

"9.11"の現場に遭遇した警察官2人とその生還を待ちわびる家族を軸にした実話に基づく映画。その内容の詳しい説明&感想は省きますが、随分前に見た『ユナイテッド93』同様、一番強く思ったのはバカみたいに単純だけど、 「アメリカ人って、すげぇな」 ってこと。

Jay-Zが「The Blue Print」を正にその"9.11"にリリースした過去から考えたら「あれ、もうそんなか」って考え方も出来なくはないですが、なんてったって、まだ5年前ですよ?

遺族を始め、色々な思惑や感情がぶつかりあうだろうに、それを映画にしちゃうって。同じことを日本で、例えば地下鉄サリン事件をモチーフにした映画なんて、想像しにくいしなぁ。

さて。

ワールドトレードセンターはロウアー・マンハッタンに聳え立っていたわけですが、同じくニューヨークの、場所はブルックリンで、2004年9月18日に開催された一夜限りのBlock Partyがあったそうです。

そのParty当日だけではなく、そこに至る過程をも含めてを追ったドキュメンタリー映画が『BLOCK PARTY』

 
poster.JPG
 

その内容はと言えば……以前のMASAO氏の記事を参照下さい、と、逃げつつw、日本でも先々週末から公開されているので、Bな紳士淑女の皆様は早速のチェキをしたものと思って=ネタバレ全開で諸々の感想なんかを参ります。

の前に、まず大前提として、この映画、Live映像がメインというよりも、その準備段階を追う方に重きを置いているんですね。実際、Commonなんて、映像の中には幾度も登場しますが、まるまる1曲を歌う図はありませんし(でも、実際は"i used to love h.e.r."とか歌ってた、と、2004年に現地に居合わせた方から伺いました)。それでも、


 


●Central State Univ.のマーチングバンドが"Jesus Walk"を演奏する中を入場する蟹江の威風堂々たる姿。

●コンシャス色強いRapper陣の中でもベクトルの違いが異彩を放つDead Prez(懐!)が放つ"レクサス or ジャスティス!"のShout。

●アフロがヅラだったw&観客席にダイヴしちゃうというクールなイメージと裏腹な動きが拝めるErykah Baduによる"Back In The Day"の鋭利な叙情。

●個人的には動いている図を初めて見たJill Scottのドえれぇ歌声(でも、本調子じゃないか?)。

●そんなBaduとジルスコジルスコによるRoots"You Got Me"(もちろん後ろのドラムはRootsのクエスト・ラヴ)。

●Mos Defの"Umi Says"にTalib Kweliの"Get By"、そのお互いに顔をのぞかせるBlack Star揃い踏み的な図

●事前情報では把握してなかったBig Daddy KaneKool G Rap辺りが飛び出して来た時にはブチあがり。

 


…・・・と、駆け足的な映像群の中からチョコチョコPick Upしてもこんなに盛り沢山(まぁ、リリックにまで字幕があるのはどーかと思うが……)

でも、一番ブチあがったのは、"Nappy Headz"のRemix Radio Edit同様に、アカペラからWyclefが登場し、すかさずPrazも参戦、そして…… 

lauryn.JPG

Laurynが降臨した時(涙)。劇場内、分かっていたくせに「ぅぉぉ」って声が聞こえましたw

どうもColumbia音源は権利の問題で演れなかったようなのですが、それでも、その後の"Killing Me Softly With His Song"が聴けたので無問題(濡)。

時に涙ぐみながら熱唱するLauryn。

「(観客に向かって)何してた?ワタシが何してたって?アレよ」とステージ裏の愛息・ZIONを指差すLauryn。

なんか色々な奇行っぷりや噂も飛び交いますが、やっぱりアナタは最高です。

※ちなみに、特別鑑賞券には特製・Laurynキューピー人形が付いていたようです。これね↓。まったく似てないしw 

q-p.JPG


と、ここまで読んだ方は、「ぜんぜんLive多いじゃん」と思うかもしれませんが(映画観る前の自分もそうでした)、メインはやはり、リハーサルの場面のクロスオーバーを含めた"その日"に至るまでの過程の様々。

その様々は面倒なので書きませんが、Dave Chappelleって人は、本当にHip Hopが好きなんだなぁ、と言うか、自虐的とすら思えるそれらのギャグの数々を含め、すげぇ黒人アイデンティティを誇りにしてるんだなぁ、と感じましたね。

だからこそ、どこかの施設でピアノを引きながら、「なんでも白人のせいにするな、自分で勝ち取れ!」とマーチングバンドの子(は、もちろん黒人)の目をみつめながら語りかけるWyclefの図に重みが増すわけですな。

途中、音楽家とコメディアンの相似性を語るDave Chappelleにもフムフム。熱い。熱過ぎるぜ、Dave Chappelle。


と言うわけで、全国各地でこれから順次公開される模様の『Block Party』、是非ともご鑑賞下さいませ♪
posted by EXPLOSION at 23:24 | Comment(0) | TrackBack(3) | 32




2006年11月04日

[32]#12-R.I.P. Jam Master Jay

1年で最も好きな1ヶ月である10月a.k.a.誕生月もあっさりと終わり、11月がはじまってしまいました。秋ですな。Fallだけに、I Wanna Fall In Love With You。さて。
 

10月が終わったってことは、Jam Master Jay(from RUN-DMC)が凶弾に倒れてから、もう4年が経ったたわけですね。早ぇ。

cap.JPG

そう言えば、シャレオツHouse野郎のBob Sinclarが、こんなSingleを出してましたね。 

myaddiads.JPG

……あぁ、間違えた、これは数年前の新宿CISCOの閉店セールで1000円(!)でゲトったaddidas賛歌(原盤)じゃないか。こっち↑じゃなくて、こっちだ↓。 

rocktheparty.JPG

えぇ、もちろんHouseです。

マイクを握るはDollarmanとAV8でお馴染みのBig Aliのやかましいコンビ(にNaomi Goulbourneってお嬢さん)。

副題の「Everybody Dance Now」からも一目瞭然なわけですが、C+Cの同名曲のあのフレーズがhookで歌われたり、ベースラインを引用してます。で、そんなアゲアゲなTrackにラガ調のMCという、かなりご機嫌なナンバーです。嫌いじゃない。



……って曲の内容云々よりも、今もこうしてRUN-DMCが愛されているってことが意義深い(ちなみに上の写真はフランス盤なのですが、UK盤は「Wild Style」をサンプったジャケ!!)。

そりゃ、DJ Excelも"Deja Vu"のRemixで"Jam Master Jay"を使うわな。違和感あるけどw

死してなお後世に影響を与え続けるArtist。いたずらに死んだことで美化されたわけではない正統な評価。R.I.P., Jam Master Jay...

posted by EXPLOSION at 16:22 | Comment(1) | TrackBack(0) | 32




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