遅くなりましたが、2007年のBest Hip Hop Albumを独断と偏見で選ばせていただきました。
2007年を振り返ると、DJ KAZUYAがコラム「
デジタルとアナログ」で書いているように、アナログからデジタルへと本格的に切り替わり、"定着"していくのを感じました。
デジタル時代への移行は凄まじい速度で進行し、MySpace、Mixi、YouTubeを利用した新しいビジネス・モデルが音楽業界のプロモーション等に影響を与えるようになり、デジタル配信の普及と共に「聴き手が選択するメディアで音楽を聴く」時代への切り替わりが定着化し、アルバム単位で音楽を楽しむことが減り、曲単位で音楽を楽しむことが主流になったのではないかと思います。 この影響かアルバム単位として楽曲、プロデューサー、客演陣の起用に纏まりの無い作品が目立ち、1曲1曲としてはクオリティーが高くとも、全体として、纏まりのない印象を受け物足りなさが残る作品が増えたと感じています。
これに反し、デジタル時代の成功例として、クラブシーンを賑わせ、Billboard Hot 100にて7週連続1位を記録した「Soulja Boy / Crank That (Soulja Boy)」といったヒットが生まれるなど、無名であったアーティストが脚光を浴びるチャンスが増えた事は、音楽業界においてマイナスではなく今後に期待できるのではと感じさせてくれます。
それでは、例の如くBest 10を紹介したいと思います。
(※タイトルリンクは、amazonの商品ページとなります。画像は、ジャケットとなります。)
#10
Chamillionaire /
Ultimate Victory
#9
Kanye West /
Graduation
#8
Turf Talk /
West Coast Vaccine.jpg)
#7
UGK/
Underground Kingz
#6
Percee P /
Perseverance
#5
Devin the Dude /
Waiting to Inhale
#4
Talib Kweli /
Eardrum
#3
Lupe Fiasco /
The Cool
#2
Jay-Z /
American Gangster
⇒
特集記事#1
Blue Scholars /
Bayani
RA Scionとのユニット、Common Marketとして2006年には名曲「Connect For」を含むアルバム「Common Market」をリリースしたサンプリングを中心としたジャジー&ソウルフルなプロダクションを得意とするDJ/producerのSabziとシアトルのアジア系MC、Geologicからなるヒップホップ・デュオBlue Scholars(ブルー・スカラーズ)。 本作品は、彼らの2ndアルバムとなります。 リリース先は、レーベル復活のアナウンスからなかなか活発な動きの見られなかったアングラ老舗Rawkus。
Jazzyなサウンドとコンシャスなラップが織り成す秀逸な美しい音楽を堪能できます。
アルバムタイトル「Bayani」はタガログ語で英雄を意味しており、1999年に、シアトルで行われたWTO(世界貿易機関)閣僚会議での歴史的な反WTOデモ「Battle in Seattle」をテーマにした「50 Thousand Deep」など、深い意味を有するリリックが多く収録されています。
全体を通して何を伝えようとしているのか聴いて欲しい1枚です。
1DJ &1MCの絶妙なバランスが美しい心地良くも力強い2007年のジャジー・ヒップホップの名盤です。
■ 番外

Sa-Ra /
The Hollywood Recordings
Thes One /
Lifestyle Marketing
Mike Jones /
The American Dream
Common /
Finding Forever
Coughee Brothaz /
Waitin Our Turn
Scarface /
MADE
Ghostface Killah /
The Big Doe Rehab
Prodigy /
Return of the Mac
Sean Price /
Jesus Price Supastar
posted by EXPLOSION at 19:19
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